2019年度 講演会・定期総会・懇親会のご報告
【2019年08月25日】
2019年8月17日(土)、今出川校地 寒梅館にて、心理学同窓会の定期総会、講演会、懇親会を開催しました。
◇◆ 定期総会 ◆◇
33名の出席者により、総会を開催しました。
山田会長が議長となり、2018年度事業、2018年度決算に引き続いて、2019年度事業計画、2019年度予算案の説明がなされ、出席者一同了承がなされました。
また、昨年の会則変更により、会計監査役に代わり監事を2名設置することになりましたが、心理学部との繋がりの深い鈴木直人名誉教授、同窓生との繋がりが広い永野光朗氏が推薦され、出席者一同了承されました。なお、2020年が改選期でもあることから、監事については、1年の任期とすることとなりました。
◇◆ 講演会 ◆◇
引き続いて、岡市廣成名誉教授による「同志社に育まれて半世紀」というテーマの講演を開催しました。岡市先生が同志社高校卒業後、理学部を志願されて国立を目指されたこと、偶然、心理学という言葉に触れられ同志社大学で心理学を学ばれたこと、大学卒業後に金融機関へ就職された半年後に、心理学の大学院に戻られたことなど、初めて公言される意外な側面に参加者は驚きとともに先生の人となりに共感される場面も随所に見られました。また、故松山先生、故浜先生などの助言により、在外研究を2度も経験されたこと、心理学同窓会の立ち上げの経緯など、1986年の田辺移転に至るまでの変遷についてスライドを使って説明され、60名の出席者それぞれが、学生時代のことに思いを寄せる貴重な時間を過ごすことができました。
◇◆ 懇親会 ◆◇
そして、フレンチレストランWILLに会場を移し、55名の参加者による懇親会が開催されました。
懇親会の冒頭で山田会長の挨拶において同窓会の活動への協力依頼がなされ、その後、神山先生から11月3日に心理学部開設10周年記念イベントへの参加案内をされ、乾杯の発声をいただきました。
歓談の時間には、和やかな会話が至る所でなされ、終盤には、岡市先生の教え子である中谷内夫妻などから岡市先生との思い出話が披露されました。
会の最後には、鈴木先生による中締めの挨拶があり、「岡市先生が退官されて心理の様子はかなり変わった。心理が長年培ったもので良いものは、引き継いでほしい。同志社心理のことを考えるのではなく、ワールドに考えることが結果として、同志社心理の発展につながる。」と力強く語られ、鈴木先生のリードによりカレッジソングを一同で斉唱し、同志社チアーで締めくくられ、楽しい会は名残惜しむ声がある中、散会となりました。
心理学同窓会は2025年に発足70周年を迎えるため、その時には皆さんと一緒にお祝いをしたいと思っています。
そのために、運営に携わっていただく方、「学年に1人」を目指して協力のお願いをしてまいりますので、是非ともお力添えをお願いするとともに、同学年のネットワークを上下の学年に繋がるようにしたいと思います。
何卒よろしくお願いいたします。